近年、集中豪雨や台風などの被害が相次ぎ、明らかに雨の降り方が、局地化、集中化、激甚化しており、福知山市を中心とした北近畿地域においても幾度となく水害や土砂災害に見舞われています。
そのような中、2021年4月、本学の開学時(2016年)から強く望まれていた防災研究の拠点である「地域防災研究センター」が開設されました。
当センターでは、各地域で蓄積された過去の災害経験や教訓、各種データをもとに、福知山公立大学が有する地域経営学と情報学の専門的知見を活かした地域防災研究に取り組むとともに、市民のみなさまとも連携して研究活動を行い、その成果を実際の地域防災に活用することにより市民のみなさまや行政の防災力、危機管理能力の向上に寄与していくことを目標としています。
なお、地域の自主防災組織や市民のみなさまからのご相談もお受けいたしますので、お気軽にお声かけください。
研究活動を進めるうえでは、地域や関係機関のみなさまとの連携が特に重要であると考えています。
みなさまのご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
2023年(令和5年)4月1日
地域防災研究センター
センター長 水口 学